探偵の浮気調査とSuicaの関係

時代は目まぐるしく変わり大変便利な時代になりました。

その恩恵は、浮気調査などで尾行調査をする探偵にとっても同様です。

その一つにSuicaがあります。

説明するまでもなく『Suica』は乗車券をIC化したカード、プリペイド型電子マネーカードです。

2001年にSuica登場し、その後利用エリアが拡大していくにつれて、探偵の尾行は格段楽になりました。

浮気調査対象者を尾行中に切符を買わなくて済むようになったからです。

浮気調査対象者vs探偵！駅改札の攻防？

KEN探偵事務所の所長が探偵になった1990年代後半からSuica登場までは、券売機で乗車券を買うのが主流でした。

当時イオカードやオレンジカードなどのプリペイドカードはありましたが、乗車券利用が多かったと記憶しています。

当然、夫や妻など浮気調査対象者も駅に入ると券売機に向かう事が多かったのですが、ここで対象者を見失わない事が一つの関門でした。

もしこの場面で対象者に距離を開けられたり、対象者が雑踏に紛れて失尾すると調査は失敗だからです。

そのためKEN探偵事務所の所長は、あらかじめ小銭を沢山用意して、すぐ取り出せるようポケットに入れました。

財布は取り出すのに手間取るからです。

そしてできるだけ対象者を追い越して券売機に並んで、先に乗車券を買いました。

区間は依頼人との事前打ち合わせで確認した、予想できる対象者の移動エリアより多めの切符を購入。

そしてもう一人の探偵は間に人をはさまないよう対象者の真後ろに並んで、対象者がいくらの切符を買うかを覗いて同じ切符を買います。

そうすることで、対象者が改札に入る時だけでなく、目的地の改札を出る時にも滞りなく尾行できるからです。

料金不足で改札で清算している間に、浮気調査対象者を見失っては元も子もありません。

夫や妻など浮気調査対象者が定期利用とわかっている場合は、尾行開始前に予め切符を買うこともありました。

そうすることで対象者が券売機に寄らずに改札を入っても、探偵は慌てることなく尾行を続けることが出来ました。

Suicaによって先述のような券売機での探偵の手間はなくなりました。

事前にチャージしておけば、探偵はスムーズに浮気調査対象者を追って改札を通過できます。

KEN探偵事務所としてはSuicaの前に登場したパスネットも浮気調査に重宝しました。

しかしパスネットは東京メトロ・小田急線・京王線など私鉄に限られまた、JRでは使えなかったと記憶しているので、Suicaの便利さには及びませんでした。

SuicaはJR・私鉄関係なく使え、全国でも使えます。

KEN探偵事務所は東京・神奈川・埼玉など首都圏の業務が多いのですが、地方出張も行います。

この数年でも大阪や広島など地方の浮気調査をしましたが、その時もSuicaを使いました。

地方でもsuicaは探偵の強い味方です。

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